- 窓は光と空気の入り口とされ、ふさがないことがいちばんの基本
- 窓辺のNGはほこりをかぶった小物・枯れた植物・積み上げた荷物・欠けたもの・傷んだ布の5つ
- 方角ごとに弱点が違う。北は冷えと結露、西は西日、南は日差しの強さを補う
- 窓ガラスとサッシの汚れは光の量そのものを減らす。掃除がいちばん効く
窓まわりって、気づくと物が集まっていませんか。飲みかけのボトル、去年もらった小物、洗濯物のハンガー——置きやすい場所だから、つい溜まります。
この記事では、風水で窓辺に置いてはいけないとされるもの5つと、その理由をまとめました。あわせて方角別の窓の使い方、カーテンの選び方、結露と汚れの落とし方まで解説します。「窓が小さい」「窓がない部屋がある」といったケースの考え方も紹介します。
1. 風水で窓が重要とされる理由
風水では玄関が「気の入り口」とよく言われますが、窓もそれに近い扱いをされます。理由はいたってシンプルです。
光が入るから
窓は部屋に光を入れる唯一の場所です。窓が汚れていたり物でふさがれていたりすると、入る光の量そのものが減ります。風水うんぬんの前に、部屋の印象が変わります。
空気が入れ替わるから
締め切った部屋は空気がこもります。風水では流れが止まった状態を避けるとされ、窓を開けて風を通すことがよく勧められます。湿気をためないという実用的な意味もあります。
外とつながる場所だから
窓の外に何が見えるかも、住み心地を左右します。景色が荒れている、窓のすぐ外に物が積んであるといった状態は、風水でも避けたいとされます。手が届く範囲なら、外側も整えておくと気持ちがいいものです。
玄関まわりの考え方は玄関の風水、部屋全体の流れは風水の基本でまとめています。
2. 窓辺に置いてはいけないもの5選
窓辺は物を置きやすい場所です。だからこそ溜まります。避けたいとされるものを整理しました。
| 置いてはいけないもの | 避けたい理由 | どうするか |
|---|---|---|
| ほこりをかぶった小物 | 光を遮り、ほこりが溜まる場所になる | 飾るものは数を絞り、拭ける状態にしておく |
| 枯れた植物・ドライフラワー | 枯れたものを置き続けるのは避けるとされる | 枯れたら処分。飾るなら生きた植物に |
| 窓をふさぐ高さの荷物 | 光と風の通り道を止める | 窓の下半分より低いものだけにする |
| 割れたもの・欠けたもの | 壊れたものを置き続けるのを避けるとされる | 直すか手放す。ガラス類はとくに早めに |
| 日焼けして傷んだ布類 | 色あせは劣化のサインとされる | カーテンやクッションは日焼けしたら替える |
共通しているのは「ふさぐ」と「傷んだまま」
5つを並べると、理由は2つに集約されます。光と風をさえぎるものと、傷んだまま放置されているものです。逆に言えば、この2つさえ避ければ窓辺に物を置いても構いません。
洗濯物のハンガーを掛けっぱなしにしない
カーテンレールに洗濯物を掛ける方は多いのですが、窓をふさぐうえに湿気がこもります。風水でも実用面でも避けたい使い方とされます。
窓の正面に鏡を向けない
窓の外を映す向きに鏡を置くのは避けたいとされます。入ってきた光を跳ね返してしまう、という説明がよくされます。くわしくは全身鏡・姿見を置いてはいけない場所とリビングの鏡でまとめています。
3. 方角別の窓の使い方
方角ごとに、日の入り方と困りごとが変わります。弱点を補うのが基本とされます。
| 方角 | 関わるとされる運気 | この窓の弱点 | 補い方 |
|---|---|---|---|
| 東 | 仕事運・発展 | 朝しか日が入らない | 朝いちばんに開けて風を通す。青や水色と相性がよいとされる |
| 東南 | 良縁・人間関係 | とくになし。恵まれた向き | 風通しを保つ。生きた植物を置くとよいとされる |
| 南 | 名誉運・人気運 | 日差しが強く、物が傷む | レースで光をやわらげる。日焼けした布は早めに替える |
| 南西 | 家庭運・安定 | 午後の熱がこもる | 低めの家具でまとめ、風の抜け道を作る |
| 西 | 金運 | 西日が強く、色あせしやすい | 厚手のカーテンで西日を抑える。黄色や白と相性がよいとされる |
| 北西 | 出世運・人脈 | 冬の風が当たりやすい | すきま風対策。上質なものを置くとよいとされる |
| 北 | 貯蓄運・信頼 | 日が入らず冷える。結露しやすい | 断熱と換気。明るい色でくらさを補う |
| 北東 | 変化・転換 | 鬼門にあたるとされ、湿気やすい | 清潔を保ち、こまめに換気する |
方角より「その窓の困りごと」を見る
表を見ると、やることは方角ごとにまったく違うわけではありません。冷える窓は暖かく、日が強い窓はやわらげる——それだけです。方角を気にしすぎるより、その窓が今どう困っているかを見るほうが実際的とされます。
方角ごとの考え方は方角風水のまとめ、鬼門については鬼門と裏鬼門でくわしく解説しています。
4. 窓辺に置くとよいとされるもの
置かないほうがいいものの裏返しで、光を邪魔せず、手入れが続くものが向くとされます。
生きた植物
窓辺は植物にとって条件のいい場所です。風水でも生きて育つものは好まれるとされます。ただし置けばいいというものではなく、その窓の日当たりに合う種類を選ぶことが大切です。
| 窓の条件 | 向くとされる植物 |
|---|---|
| 日がよく入る南・東南の窓 | サンスベリア、オリーブ、ガジュマル |
| 朝日が入る東の窓 | パキラ、モンステラ |
| 西日が強い西の窓 | サボテン、多肉植物(レースで和らげる) |
| 日が入りにくい北の窓 | ポトス、ミリオンバンブー |
種類ごとの特徴は観葉植物の置き場所、避けたい置き方は観葉植物を置いてはいけない場所でまとめています。
水晶などの天然石
光が当たる場所に置くと映えます。ただし直射日光で退色する石もあるため、レース越しの明るさが向くとされます。石の扱いは水晶の風水でまとめています。
低めで拭きやすいもの
窓辺に飾るなら、窓の下半分より低く、片手で動かせるものが扱いやすくなります。掃除のたびに動かすことになるので、重いものは結局そのままになりがちです。
5. カーテンの選び方
カーテンは窓の弱点を補う道具です。方角ごとに役割が変わります。
| 困りごと | 選び方 |
|---|---|
| 西日が強い | 遮光性のある厚手。色あせしにくい濃いめの色 |
| 冷える・結露する | 丈を長めにして冷気を止める。断熱裏地付きも有効 |
| 日差しが強い南 | レースを重ねて光をやわらげる |
| 外からの視線が気になる | ミラーレースを使い、日中も開けられる状態にする |
丈が合っていないと効果が落ちる
短すぎるカーテンは下から冷気が入ります。床にわずかに届かないくらいが目安とされます。逆に長すぎると裾が汚れやすくなります。
洗える状態を保つ
カーテンはほこりを吸います。年に1〜2回は洗うことが勧められます。洗えない素材を選ぶと結局そのままになりやすいので、扱いやすさで選ぶのも一つの考え方です。
色の選び方はカーテンの色と風水でくわしくまとめています。
6. 窓の掃除と結露対策
ガラスは上から下へ、一方向に
往復させると拭き跡が残ります。上から下へ同じ方向で拭き上げると仕上がりがきれいです。濡れ拭きのあとに乾いた布で仕上げる、この2段階が基本とされます。
汚れるのはサッシとレールのほう
ガラスよりサッシの溝に汚れが溜まります。乾いた状態でほこりをかき出してから、湿らせた布で拭くと落ちやすくなります。先に水をかけると泥になって取りにくくなります。
| 場所 | 頻度の目安 | ひとこと |
|---|---|---|
| ガラスの内側 | 月1回 | 手あかと油分。乾拭きで足りることが多い |
| ガラスの外側 | 季節ごと | 雨と砂ぼこり。曇りの日のほうが乾かず拭きやすい |
| サッシの溝 | 2〜3か月に1回 | 乾いた状態でほこりを取ってから拭く |
| 網戸 | 年2回 | 内側から外側へ押し出すように払う |
| 結露 | 出た日の朝 | 放置するとパッキンにカビが出る |
結露は朝のうちに拭き取る
結露をそのままにすると、サッシのゴムパッキンにカビが出ます。朝のうちに拭くのがいちばん確実です。毎日出るようなら、部屋の湿度が高すぎるか換気が足りないサインとされます。
拭くタイミングは曇りの日がいい
晴れた日は洗剤や水がすぐ乾いて跡が残ります。曇りの日や日が当たっていない時間帯のほうが、実はきれいに仕上がります。
7. 窓が小さい部屋・窓がない部屋
窓が小さい場合
まわりを明るくして補うのが基本とされます。窓の近くに濃い色の家具を置かない、壁や床を明るい色でまとめる、といった方法があります。照明の考え方は照明の風水でまとめています。
窓がない部屋の場合
納戸やウォークインクローゼットなど、窓がない部屋もあります。この場合は換気と明るさを機械で補うことになります。換気扇を回す、扉を開けて空気を通す、明るい照明を入れるといった対応が現実的です。
風水では窓がないこと自体が悪いとは言われません。空気がこもったまま、暗いままになることが避けたい状態とされます。収納の整え方はクローゼットの風水でまとめています。
ワンルームの場合
窓が一つしかないと、風の通り道が作れません。玄関のドアを少し開けて空気を通す、換気扇と組み合わせるといった工夫があります。ワンルームの風水でくわしく解説しています。
8. あわせて読みたい記事
- カーテンの色と風水|方角別の選び方
- 観葉植物の置き場所|窓辺に向く種類
- 観葉植物を置いてはいけない場所
- 全身鏡・姿見を置いてはいけない場所
- 照明の風水|暗い部屋を補う
- 鬼門と裏鬼門|北東と南西の考え方
- ワンルームの風水|窓が一つの部屋
9. よくある質問(FAQ)
Q. 窓が汚れていると風水では良くないのですか?
A. 良くないとされます。窓は光と外の空気が入る場所とされ、そこが曇っていると入ってくるものも鈍る、という考え方です。実際にも、窓が汚れているだけで部屋の明るさはかなり変わります。難しく考えず、光の通り道をふさがないことだと捉えると続けやすくなります。
Q. 窓辺に置いてはいけないものは何ですか?
A. ほこりをかぶったままの小物、枯れた植物やドライフラワー、窓をふさぐ高さの荷物、割れたり欠けたりしたもの、直射日光で傷んだ布類とされます。共通しているのは、光と風の通り道をさえぎるもの、傷んだまま置きっぱなしのものという点です。
Q. 窓に鏡を向けて置くのは良くないですか?
A. 窓の正面に鏡を置いて外を映すのは避けたいとされます。入ってきた光や気を跳ね返してしまう、という説明がよくされます。置き場所を変えられない場合は、鏡の角度を室内側にずらすだけでも印象が変わります。鏡の置き場所は別の記事でくわしくまとめています。
Q. 北向きの窓は風水では悪いのでしょうか?
A. 悪いとは言われません。北の窓は日が入りにくいぶん冷えやすいとされるため、寒さと結露の対策をするのが基本とされます。厚手のカーテンや断熱シートで冷気を抑え、こまめに換気して湿気をためないようにします。方角そのものより、その方角の弱点を補うほうが大切とされます。
Q. 窓は毎日開けたほうがいいですか?
A. 毎日でなくても構いませんが、風水では空気を入れ替えることが重視されます。1日1回、数分でも開けると空気がこもりません。花粉や外の音が気になる時期は、無理をせず換気扇や空気清浄機で代えるという考え方もあります。
Q. 結露を放っておくとどうなりますか?
A. サッシのゴムパッキンにカビが出て、取れにくくなります。風水以前に住まいの傷みにつながるため、朝のうちに拭き取るのが基本とされます。結露が毎日出る場合は、部屋の湿度が高すぎるか換気が足りていないサインとされます。
10. まとめ
- 窓は光と空気の入り口。ふさがないことが最優先とされる
- 窓辺のNGはほこりをかぶった小物・枯れた植物・積み上げた荷物・欠けたもの・傷んだ布
- 理由は「さえぎる」か「傷んだまま」の2つに集約される
- 方角より、その窓が今困っていることを補うほうが実際的
- 汚れるのはガラスよりサッシの溝。乾いた状態でほこりを取ってから拭く
- 結露は朝のうちに拭き取る。放置するとパッキンにカビが出る

運営方針:風水大全は、風水鑑定士の監修のもと、古くから伝わる風水の考え方を初心者にもわかりやすく、毎日の暮らしで実践しやすい形で発信しています。情報は定期的に見直し、加筆・修正を行っています。
参考:本記事は、伝統的な風水・家相の一般的な考え方をもとに編集部が独自に構成しています。風水の解釈には流派によりさまざまな説があるとされています。
注意事項:風水による開運効果は科学的に証明されたものではありません。本記事は参考情報としてお楽しみいただき、最終的なご判断はご自身の責任でお願いいたします。